2012年05月25日

「モールス」

残酷だけれど美しくて切ないストーリー「モールス」を見たよ
http://morse-movie.com/

ヴァンパイアものなのですが
12歳前後の女の子ヴァンパイアと同世代の少年の淡いラヴストーリーなのです
基本は化け物みたいに強い少女と
いじめられっこの少年のカップリングの
ギャップ萌えみたいなことろがあるのかな?

ヨーロッパバージョンは「ぼくのエリ-200歳の少女-」という映画で
ハリウッドバージョンの「モールス」とほぼストーリーは同じなのですが
すごく重要な場面での解釈が少し違います

少年が少女に「僕とつきあって」というシーンで
少女の側が「でもわたし普通の女の子じゃないよ?」と言うのですが
欧州バージョンでは本当に性別がわからない・・・という意味で使っている
ハリウッドバージョンでは 
女の子ではない=普通の女の子ではなく化け物だよ?
という意味に解釈できた・・・

あ、でも公式では違う事いってるかもしれないけれど
私的にはそんな風に見えました

このヒロインの女の子を演じている女優さんは
「キック・アス」という映画で
正義の味方で最強の少女を演じているクロエ・グレースですが
その映画の中でも鬼つよくて、いじめられっこの青年を「男」にする役割を
しております

近年の日本のサブカルの中にも
か弱い男の子を助けたり
世界を全身で支える自己犠牲的なヒロイン※が多く出てきますが
なんなのかしら?
世界がそれを必要としているのかしら?・・・と
ちょっと思いました


※「まどか☆まぎか」「まわるピングドラム」「エヴァンゲリオン」シリーズ「BLOOD」etc.









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